ヤマハクラビノーバ新商品発売のお知らせ

この度、ヤマハより、新しいクラビノーバCLP505シリーズが発表されました!

ヤマハの電子ピアノ「クラビノーバ」は、ヤマハのピアノづくりの伝統と先進の技術が生み出した高音質、高機能の家庭用電子ピアノです。1983年の発売以来、約30年で累計100万台以上販売してきました。そして、現在「クラビノーバ」では、ピアノレッスンを主な用途とした「CLP」シリーズと、多機能型の「CVP」シリーズという2つのシリーズの製品を取り揃えています。今回は、その「CLP」シリーズの新発売になります。

「クラビノーバ」のコンセプトとして、「リアル・グランド・エクスプレッション(Real GrandExpression)」を掲げています。音、鍵盤、ペダルの要素ひとつひとつの完成度を高め、さらに個々の要素を調和させることで「グランドピアノさながらの表現力」を表しています。

音質面では、88鍵盤すべてを1音ずつ丁寧にサンプリング(録音)した複数のコンサートグランドピアノの音源を搭載。その一つがヤマハ最高峰のコンサートグランドピアノ「CFX」。力強い音、豊かな低音の響きが特長です。更に1828年の創業以来、伝統的なピアノづくりを続けているベーゼンドルファー社の「インペリアル」美しいピアニッシモ、うるおいのある高音の響き、柔らかく深みのある中音・低音の響きが特長です。
また、CLP-575/585ではピアノ効果として「バーチャル・レゾナンス・モデリング(VRM)」を新たに導入しました。
グランドピアノを弾いた時に弦や響板の振動が複雑に影響し合って生まれる共鳴音を再現。鍵盤を押さえるタイミングやペダルを踏むタイミングと深さに応じて、変化に富む多彩な演奏表現ができます。

鍵盤は、白鍵に木製の「ナチュラルウッドエックス(NWX)鍵盤」によって、グランドピアノに迫る手ごたえを実現。木材の中でも最良の部分だけ選りすぐったむく材は、反りやゆがみが起こりにくいのが特長です(CLP-545/575/585に搭載)。さらにCLP全機種に「エスケープメント」を搭載。CLP-585には「カウンターウェイト」を採用し、ピアニッシモなど弱く繊細なタッチでの演奏性を高めました。

デザインでは、脚柱など細部までアコースティックピアノらしさを追究。カラーは、ピアノの定番である艶出し仕上げを全機種に、また人気色ダークローズウッド調やマホガニー調に加え、新たに「ホワイトアッシュ調仕上げ」を採用。
加えて、シンプルな操作パネルで、演奏に集中できるすっきりしたスペースを実現。ディスプレイにはフルドットLCDを採用し、ボイス(音色)や内蔵ソングのタイトルが日本語などで表示されます。

<主な詳細・特長>

1.曲のイメージに合わせて選べる「複数のコンサートグランドピアノの音色」
それぞれのピアノを熟練の調律師が最良の状態に調整し、88鍵盤すべての音色を1音1音収録。さらに細やかな調整を重ね、調和のとれた音を実現しました。

○力強くきらびやかなヤマハ「CFX」の音
「CFX」はヤマハ最高峰のコンサートグランドピアノです。「CFX」はピアニストの登竜門のひとつ「ショパン国際ピアノコンクール」2010年度の優勝者が選び、演奏したことでも知られており、力強くきらびやかな音、豊かな低音の響きが特長です。

○繊細でうるおいのあるベーゼンドルファー「インペリアル」の音
音楽の都ウィーンにて1828年の創業以来、伝統的なピアノづくりを続けているベーゼンドルファー社。その代表モデル「インペリアル」の音は「ウィンナートーン」と呼ばれる、美しいピアニッシモ、うるおいのある高音、柔らかく深みのある中音・低音の響きが特長です。
ベートーベンやブラームスの曲など、特にしっとりと演奏したい時におすすめです。

2.グランドピアノ全体から生まれる多彩な響きを「VRM」で再現
グランドピアノを弾いた時に、弦や響板の振動によって生まれる複雑な共鳴音を、「バーチャル・レゾナンス・モデリング(VRM)」(*)によって再現します。VRMは、この複雑に影響し合う弦や響板などの状態をシミュレートし、それをリアルに再現することで、アコースティックピアノならではの響きを作り出す技術です。鍵盤を押さえるタイミングやペダルを踏むタイミングと深さに応じて、その瞬間の共鳴音を生み出すので、変化に富み多彩な演奏表現が可能になります。※CLP-575/585に搭載。

3.アコースティックピアノのように楽器全体で音を豊かに響かせる音響システム
クラビノーバでは、楽器全体が最良の状態で響くように、スピーカーの位置などによる響きの違いを徹底的に追究しています。まずは、本体数か所に音の通り道であるトーンエスケープを設置。スピーカーから出る音が楽器内部にこもらず、グランドピアノに近い聴き心地を実現しました。また、CLP-545/575/585では、高精度スピーカープロセッサーの搭載に加え、各音域専用のスピーカーとアンプで響かせることにより、奏者の耳に届く音量や音質、さらにタイミングまでをも丁寧に調整しました。

4.グランドピアノさながらのタッチを生み出す木製鍵盤
木製の「ナチュラルウッドエックス(NWX)鍵盤」(*1)は、むく材を使用し、グランドピアノに迫る手ごたえを実現しました。木材の中でも最良の部分だけを選りすぐったむく材は、反りやゆがみが起こりにくいのが特長です。また、ヤマハ独自の3つのセンサーを搭載し、鍵盤の動きを細やかに感知。連打やトリルなどの奏法も軽やかに響かせます。さらに、アコースティックピアノの鍵盤を弱い力で押したときに感じるわずかな手ごたえも「エスケープメント」(*2)により再現。CLP-585では「カウンターウェイト」によって、88の鍵盤すべてのバランスを細かく調整し、ピアニッシモなど弱く繊細なタッチでの演奏性を高めました。

*1 白鍵のみ木材を使用。CLP-545/575/585に搭載。
*2 CLP 全機種に搭載。

5.ピアノらしいフォルムと見やすいディスプレイ
操作パネルを左側に集約し、演奏に集中できるすっきりした空間を、また腕木の角度を可能な限り水平にして、ピアノ本来のなじみ深い佇まいを実現しました。操作パネルはフルドットLCDを導入。ボタン数も削減し、画面にも日本語表示が増えて、分かりやすくなりました。また、ピアノらしい姿の象徴として、CLP-585には回転式のキーカバーを採用。楽器本体の高さをアップし、奥行きは約48cmへと狭め、アップライトピアノらしいフォルムを実現しています。

6.バイエル、ハノンなどのレッスン曲が充実
ピアノの名曲50選を内蔵。さらに、ピアノ教則本『バイエル』『ブルグミュラー』『チェルニー』『ハノン』の主なレッスン曲303曲も搭載しました。テンポの変更や片手パートずつの練習ができ、レッスンのお手本として聴くのにも最適です。

7.演奏をより快適に、楽しくする機能
ヘッドフォン着用時にも、「ステレオフォニックオプティマイザー」(*)によって、まるでアコースティックピアノの前に座って弾いているかのような音の広がりを再現。長時間ヘッドフォンを着用していても、自然な聴き心地で演奏することができます。また、演奏に加えて楽しめる20種類のリズム(*)を内蔵。マーチやサンバ、ジャズなどから選んで、リズムに合わせていろんなジャンルの曲が弾けます。さらに、全機種で16トラックの録音が可能ですので、自分の演奏の客観的なチェックや、片手パートずつ録音した演奏を同時に再生することもできます。
※CLP-545/575/585に搭載。

発売日は5/1(木)、ピアノ塗装のPEシリーズのみ6/1(日)になります。オクターヴでも発売日に向け、展示をしてまいりますので宜しくお願い致します!!また展示の詳細決まりましたらご案内致します。以下は見本としてピックUPしたものです。

CLP-535R見本画像

CLP-545WA見本画像

CLP-575B見本画像

CLP-585PE見本画像